Darker than BLACK
とりあえず最終回。謎解きラッシュで片付いた謎もあれば片付かなかった謎もあり、ちゃんとまとまったような気がしつつもそれでいいのかと思えるところもあり、ついでに続編を匂わす描写もありで、あまり最終回らしさの感じられない終わり方でしたよ。 シオン…
ヘイはインとの、スオウはシオンとの確執に決着をつけるために行動するわけですが、さらに三鷹文書の内容が再確認され、三号機関に加えてCIAもシオンの身柄の確保にのりだすということで、物語が佳境に入る展開となっておりました。 インに何があったのかと…
スオウは死んでいる、という母親の発言の真相が明らかに。実はシオンの能力によって作り出されたコピーだったということで自己を見失いかけるわけですが、ヘイから肯定されることでとりあえずは落ち着くという展開。 同時にヘイに対するスオウの想いも明確に…
探偵の久良沢と助手のキコが再登場。前作ではシリアスな世界観の中にあって、異彩を放つキャラクターとなっていましたが、二年後という設定の今作でも変わりがなくて、なんだか懐かしく感じたりしましたよ。 二人と出会うことでスオウが母親探しをすることに…
あの大食いが戻ってきたりしてヘイが精神的に復活しつつある模様。ロシア側の将校に対して啖呵を切るあたりにもそれがうかがえて、やっぱりヘイはこうでなくっちゃなぁと思いましたよ。引き抜き話のときスオウのことを気にかけるあたり、彼女の存在がそれを…
一行が北海道脱出を図るわけですが、ジュライがさらわれ、その救出を通して彼とスオウの交流が描かれておりました。ヘイの変装にスオウの喪服＆制服、ジュライの死装束と見た目の変化が楽しく、ヘイvsロシア側の契約者のバトルも迫力がありましたよ。 今回の…
回想のみの登場だったインが姿を現すことで物語が新たな局面を迎えることになるわけですが、彼女とヘイとの間にあった出来事や第三機関の目的、シオンがスオウを東京に向かうように行った理由等々、数々の謎は未だ謎のままに。明らかになったことと言えばヘ…
スオウ中心に彼女とヘイの関係や二人を追いかける美咲、そして二人に敵対する契約者であるノリオの母親といった人物たちの動向が同時に展開していく構成でしたよ。 ゴキブリに対して過剰な拒否反応を見せる一方で、殴る場所を指定するみたいな合理的な思考を…
契約者となったスオウの変化が印象的でしたよ。写真を撮っても意味がない発言や好意を寄せられても何も感じないという言葉に、いかにも契約者らしさが出ていましたが、一方でツルを見逃したりヘイを嫌ったりするあたりは人間味が感じられたりもするところ。…
スオウが契約者になる話ということで、メインビジュアルでの対戦車ライフルを抱えた姿の意味するところが明らかに。身体の中から本人の身長を超えるライフルが出てくる様子はインパクトが大きく、その破壊力によって、不利な状況を一変させるのも効果的な扱…
前のシリーズは二話でひとつのエピソードとなっていましたが、今回はそういう区切りはなくて、シリーズ全体を通して話が続く作りになっているみたいですよ。 シオンと流星のかけらを巡り、CIAをはじめとする各国の諜報機関に素性がよく分からない契約者のグ…
契約者と呼ばれる存在が暗躍する物語の続編。前作二年後のシベリアを舞台に、契約者たちの争いに巻き込まれた、普通の女の子の視点からそれを描くことになりそうですよ。 いきなり告白タイムからはじまったりして、導入は微笑ましかったり甘酸っぱかったりの…
DVDの最終巻に収録されたオマケのエピソード。未咲の部下の女の子やキコの腐女子ネタに絡めて、一部の人物たちの一方通行な恋愛模様が描かれるといったところで、ハッキリとは語られていないけれども作中のセリフからすると、時間的には銀が逃げてヘイのチー…
最終回。分かりやすいカタルシスのあるものではなかったけれど、人類と契約者が共存する道をヘイが選ぶという、現実路線のなかなかに考えさせられる終わり方でしたよ。 ゲートや契約者の存在についての設定面での謎解きはほとんどなかったわけですが、まあこ…
物語も大詰めを迎え、登場人物が次々と退場して行く急展開。 ヘイたちが組織から切り捨てられる理由がよく分からないので、ホァンやマオが退場する流れにちょっと無理があるような気がしなくもないんだけれども、ヘイがホァンに対して今更ながらにタバコをや…
本当の星空が見えるという噂を軸に契約者でない普通の人々の生活を見せたりヘイと未咲が焼肉食べたりと、クライマックスを前に日常的な話でひと段落といったところ。ニセモノの星空に象徴される人々の不安や迷う未咲、そして冒頭と終わりに置かれる回想を元…
契約者たちを消そうとする「組織」の計画やアンバーの目的がそれを防ぐことであることが明らかになって、物語の詰めが見えてくるエピソード。 冒頭のマオや救出に向かおうとする黒を止めようとする黄のセリフで、感情を持たずに合理的な判断で動くという契約…
ゲートに干渉する方法を知る科学者を巡って各国の機関や契約者の組織が入り乱れるといったところで、終盤を迎えて設定面で大きく話が動きそうなエピソード。女刑事を中心に話が進むわけだけれども、精力的に動いている割には、何を動機としているのかよく分…
なかなか切ない感じの話でしたよ。二人で逃げようとするあたりから、志保子の死亡フラグが立ちまくっていて、案の定最後は黄のために犠牲になるという展開になるわけですが、先に放送した健児とドールのエピソードのおかげで、もしかしたらと思わせるあたり…
黄のオッサンの当番回。彼の過去をさかのぼることで、あのヒネたキャラクターや契約者を嫌いながらも組織に属する理由が語られるわけですが、同時にアンバーが属する組織の影もちらついたりして、本筋の方も大きく動く話になる模様。事あるごとに契約者を侮…
惚れた女を守りたいというケンジの一途な思いが心に沁みる話。いかにもな下っ端キャラでいつ死ぬんだろうかとハラハラしながら見ていたんだけれど、最後は無事に逃げる事が出来て安心しましたよ。列車の中でドールの子がケンジに手を重ねて微笑む場面が感動…
アンバー関係の話をアバンでまとめながら、本編はこれまでと同様にゲストの人間模様に黒たちが絡んでいくといったところ。 ゲストの桜井が、いかにもな下っ端のチンピラといった風情なんだけれども、黒とすぐに打ち解けたりアパートの住人たちと仲良くなった…
黒とアンバーがついに再会。ケガをした黒を心配し恋人に対するように接するアンバーと、裏切り者として妹の敵であるかのように扱う黒との温度差が印象的。契約者が支配する世界を作ろうとしている（のかな？）組織が出て来て、アンバーもその一員として活動…
ここ何回か顔見せで登場していたアンバーが本格的に動きはじめるといったところで、諜報機関の連続爆破や過去における黒との接点が明かされ、彼女を中心に物語が大きく動くことを予感させる展開。黒点云々や星見の言葉も期待を高めてくれるものでしたよ。 ア…
たしかに温泉には期待をしていたわけで、なかったのが残念といえば残念なんだけれども、今回ばかりはいい意味で期待を裏切られたといったところで、銀の過去を中心に敵対する契約者の人生模様まで織り込んでみせる密度の高い話でしたよ。 銀と敵対する女の契…
主人公のチームで情報収集を担当している女の子、銀の当番回。敵の罠にかかってピンチなところに過去を知る人物が現れたりして、彼女のキャラクターを掘り下げるエピソードといったところで、街を彷徨う彼女がピアノの音に惹かれる様子は、心のないドールと…
ヘイとニックが戦うところからロケットで飛んで行くクライマックスが超展開。丁寧な演出で見せるアニメなだけにインパクトがありましたよ。 ニックが前回話していた本物の星空を見るための方法や、ロケットに乗る直前にヘイにかけた言葉からすると、流星の欠…
ゲートに関する研究施設に潜入した主人公を通して、作品世界の説明や彼の過去に迫る話･･･になるのかな。最後に主人公が見たのが彼の妹だとすると。 錯乱した挙句に殺された女、組織の内通者のインド系の女性、主人公を陥れる上司、そして星を見る研究者と、…
二人が友人となるキッカケが今回の出来事の遠因となっていたということで、人生の選択や戻らない時間の重さを感じさせるやるせない話でしたよ。 血を使うウェイの能力は、その冷酷さもあってかなりエグイものとなっていましたが、黒との戦いで自分の力を鼻に…
契約者がらみの事件を追い、主人公と何かと縁のある女刑事がメインの話。学生時代の友人と再会してプライベートな一面が描かれるわけですが、その友人に命を狙われることになるという展開で、マフィアのボスの娘という友人の境遇や学生時代の出来事に原因が…
