咲-Saki- 第16話における池田を擁護してみる
凡ミスで倍満潰したり、振り込みまくったりでいいところなしの池田ですが、状況的に仕方のない面もあるのでフォローをしてみようかなと。
・シャンテン数の変わらない鳴きと凡ミスで倍満を逃す局面。
235689待ちのイーシャンテンから
7ワンを鳴いて2ワン切りで3456789待ちのイーシャンテンに移行。待ち牌の種類は増えるけど7ワンは自分で3枚使ってるので逆に苦しい形になる悪い鳴きの見本みたいな形。ちなみに2ワンを残しておけば12345679待ちのイーシャンテンで、11順目の1ワンで1245699 234 777のテンパイにはなっていたわけですが。
鳴かせたのが衣であることやそのときの彼女の表情、そして凡ミスとくると、鳴かせることで手の進行を止めるみたいな場の支配のバリエーションのような気もするところ。
・加治木の七対子に一発で振り込んで12000点を失う局面。
加治木の捨て牌。これを見た池田の「捨て牌キモ」発言からすると、三色の中張牌を多く切った上にリーチ宣言牌が字牌という河から七対子の気配は読んでいて、当然西が危険牌であることも分かってたんだろうけれども、ラス目で迎えた大将戦という追い込まれた状況のせいで前に出ざるえなかったという。副将戦で同じような状況を迎えた透華は振り込みを回避したわけですが、池田も点数に余裕があれば振り込むことはなかったんじゃないのかなと。いずれにせよ当たり牌を一発で持ってくるのは不運。
・衣のトイトイ役役赤2に1ソーを振り込んで12000点を失う局面。
衣の24ソーの切り出し順が曲者。一度もツモらずに鳴いているわけだから、配牌の時点で124のソーズがあったはず。トイトイにするにしても一応はテンパイを優先するのがセオリーなので12を残して4を切るか24を残して1を切るべきなんだけれども、衣の選択は2ソー切りの14残し、次に4ソーを切って1ソーで待つという。他家から見ればこの切り順で1ソーを持っているとは思えないわけで、1ソーが不要配なら誰でも振り込んでしまいそうなところ。またしても当たり牌を池田が持ってくるのは、呪われてるとしか。