舞-乙HiME 第19話「宿命の17歳 (^^;)」

今回も懲りずに年齢詐称か?とか思ってたら、ストーリーに絡んでくる理由が用意されてたりしてコリャ一本取られたなと。
アリカとマシロがあっさり再会して、なんか早いなぁとか思ったりもしたんだけど、まあ同時進行で動いてる他のキャラのエピソードや残り話数を考えると、あまり引っ張ってもいられないのか。真の女王問題も話には上がってたけど、相手の言い分を互いに否定するだけで、掘り下げていくのはこれからみたいだし。
すっかりアスワドの村に馴染んでるアリカは、アグレッシブなキャラだけあって順応性の高さはさすがと思わせるんだけど、ミドリに協力を望まれても、オトメになりたくないと言って逃げ出したりして、エルスのことをまだ引きずっている模様。彼女の復活をどう描いてくれるのか気になるところですよ。
アリカの廃人状態を回想だけで済ましたのは、話が陰鬱になり過ぎるのを避ける上手い見せ方だなと感心してみたり。シリアスな場面の間に挿入されるヨゴレ担当なナツキやマキマキしてるシホも笑えて、重くなりすぎないのがいいですな。
設定面ではアスワドが過去の科学技術を求める理由と同時に、そのために起きた悲惨な戦争やらレナの死の真相やらジェム生成の秘密やらも明らかに。過去の科学技術を平和の為にコントロールしたいガルデローベと、人々の幸福の為に利用したいアスワドといったところかな。ナギとシュバルツが何を狙ってるのか気になるところで、とりあえず利害が一致してるから協力してるだけのようではありますが。