2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧
演劇部が無事に復活して、物語の焦点は朋也と渚、そしてそれぞれの家族との関係に。家庭訪問から逃げようとする朋也や彼を引っ張る渚の様子は、コミカルに描かれていて楽しいものでしたが、明らかになる朋也と父親との確執は重いものがありました。春原に指…
アテナが記憶喪失になってひと騒動。バナナの皮で滑るというネタや最後に明らかになる真相は、ベタすぎて逆に驚いたりもしましたが、結果としてアリスとアテナの関係を掘り下げるものとなっていて、二人の関係を描く話としてはよく出来ていましたよ。真意を…
トアのために裏切りの道を選ぶギオがなかなかに熱い役回り。ジンとトアとの関係のオマケの地位を受け入れているのかと思っていたんだけれど、やっぱり気にしていたんだなぁと。トアの寿命を知ったジークリンデが泣くところはちょっと唐突な感じもしましたが…
前回からの続きで揚羽様中心の話。錬にモーションをかけるところはそそるものがありましたが、それに対して拒否反応を示すのが姉くらいで、他の久遠寺家の女性陣は、錬がどうこうというよりも揚羽が家の中をかき回すことに対して不満を感じているものとして…
羊飼いの娘、ノーラを加えての道中。ロレンスとの会話から、羊飼いという存在と、雇い主を替えることなど思いもよらないといった感じの、ホロとは対照的に純朴な彼女のキャラクターが浮かび上がるようになっていましたよ。 ロレンスに擦り寄ってみたりつねっ…
タマと凛のライバル関係が確立される話となっているわけですが、それぞれが支持する劇中劇の主役とそのライバルキャラに二人になぞらえて見せるのが芸の細かい仕事。タマが成長するために必要とされる同世代に敗北することについても、対する凛のライバルキ…
冬なのに水着回。三姉妹を中心にいつものメンバーが集まるということで、無印を思わせる力を抜いて楽しめる話となっておりました。 泳げない千秋を夏奈が面倒を見るのは、なんのかんのとやり合っていてもやっぱり姉妹らしくて微笑ましい場面でしたが、夏奈が…
今回は三本ともえらく普通の作り。随所にシャフトならではの仕掛けが施されてはいたけれども、ここ何話か飛ばしまくっていたせいかおとなしく感じてしまいましたよ。Aパートの水着はなかなかよろしい感じで、Bパートの言葉遊びでネタを転がしていくところ、…
代役として搭乗したメカ執事の完璧な仕事ぶりに、ハヤテの存在理由が脅かされる話。メカ執事のデザインが石ノ森作品にでも出てきそうな感じで、瀬戸の花嫁の件*1の後にこんな露骨なネタを仕込んで大丈夫なのかなぁとか思ったりもしましたが、他のネタのとき…
ルイスの左手は改めてかわいそうなんですが、GN粒子が原因というのがなんだかとってつけたような。現実世界でも再生医療の可能性が開けてきたわけだから、見る側としては未来を舞台にした作品でそれが出来るのは当然と思うわけで、できない理由を提示する必…
眞一郎モテまくりの巻。視聴者から見れば好意を持たれていることは明らかだったわけだけれども、乃絵とお付き合いすることになったり、愛子からキスをされたりと彼という人物がそれを意識するところとなって話が大きく動くものとなっておりました。気持ちを…
結婚により引退した先輩の姿やグランマがアリアカンパニーを設立する経緯を通して、生き方を自分で選ぶ大切さみたいなのが語られる話。最後には、これまでアリアカンパニーを支えてきた人々が、その役目を灯里に託すかのようなセリフも語られて、トータルで4…
カズキのカッコよさに痺れましたよ。ジンが来たことを知った時のテンションの上がり具合とか、そのときに見せるいい顔とか、「俺の分まで死ね」という素敵セリフとか、満を持してさらけ出した傷痕のみみっちさとか、その言動のすべてがハイクオリティで、前…
私設軍隊を引き連れてきたりありえないプレゼントを用意してみたりと、アニメでステロな登場をする揚羽には脱力した笑いがこみ上げてきたりもしましたが、まあはじめからそういう作品なのでいまさらツッコミを入れるところでもないわけで。久遠寺家一同が揚…
銀貨の件がひと段落して新展開。ホロが胡椒を売る場面でロレンスも気づかなかったトリックを見破るところや、借金云々の理屈に加えて上目使いという女の武器を使って彼に油をねだるあたりのやり取りは、さすがは賢狼といったところでロレンスも形無しだった…
冒頭のブレイバーとシナイダーの敵味方を越えた友情みたいな展開が熱かったですよ。 タマの特撮オタぶりを描きつつその道のライバル登場といったところで、ヒーローショーを前にしてテンション高めなタマが可愛らしく。ユージに新シリーズの感想を求められて…
定番のバレンタインデーネタだったりするわけですが、チョコを作る風景を中心に、この作品らしいまったりとした雰囲気が楽しかったですよ。本人と気づかれないおかげで千秋からボロクソに言われるマコちゃんに、早くもホワイトデーの準備をしていたりして、…
魔法少女風の新OPから飛ばしまくりな30分。Aパートの100万回言われる云々の話は普通に作ってありましたが、Bパートでパロディを脈絡なく寄せ集めてみたり、Cパートではさまざまなアニメの手法を取り入れてみたりと、無茶なことをいろいろとやっていて面白か…
昭和の香りの漂うネタがてんこ盛り。ネタ自体も懐かしかったりくだらなかったりで楽しいものでしたが、それに対する登場人物たちのツッコミや、ナレーションによる解説がクドくて笑いましたよ。汗をタオルで拭くネタは、最近でもみなみけでやってたりしてる…
トリニティ兄弟との対立や彼らのもたらした情報から生じる内部での対立を乗り越えて、いまいちまとまりのなかった刹那たちが仲間として理解しあうといったところ。敵対者の存在によって結束が強まるみたいなのは、よくあるパターンなんだけれども、ちょっと…
物語も中盤を迎えて、これまで水面下で蠢いていたドロドロとしたものが一気に浮かび上がってくる展開。セーターを通して愛子の気持ちが三代吉に伝えられる場面は、主人公の言葉どおりに三代吉が裏表のないいい奴として描かれていて、だからこそ愛子も無理を…
前半のラブコメ空間と後半で渚が復活してからの展開の落差にはちょっと驚きましたよ。朋也に選択させるのではなく、周囲の女の子たちに自分で身を引かせるあたりが、ちょっとズルい気もするところですが、告白したりしてもいろいろと引きずりそうだし、生徒…
主人公たちがISDAに追われつつ、ジークリンデの家庭の事情を描くということで、普通にまとまった話になっていて、前回、一年後という大技を繰り出して仕切り直したのが功を奏している模様。急にやろうとしていることが普通に理解できる話になったのには逆に…
久遠寺家三女である夢の当番回。影の薄いキャラを生かして個性を獲得しようとする話になるわけですが、まあそう簡単に個性が得られるわけもないわけで。 冒頭のポテチを食べながら、もの凄い勢いでノートに書き込むデスノパロが、どうにも似合わないライティ…
銀貨の件に決着がついて、ひとまず大団円。ホロが去り、命を張った割には思いのほか利益が少なくてションボリというところから、再び二人で旅を始めるというのが広がりのある展開で、明らかになるタイトルの由来もなるほどと納得させてくれるわけですが、寓…
灯里を叱らないというアリシアの謎にアリスが迫る話。叱らないのは見放しているせいでは、という灯里を気遣う気持ちからアリシアの内面に迫ろうとするあたりが、この作品らしい動機の設定でしたよ。アリシアが社長に飴を届けさせることで自分のやり方を実践…
ミヤコに恋のライバル出現。ミヤコと新キャラがダンに惚れた理由が死んだペットに似ているからというのは、けっこうヒドい気がするんだけれども、それを気づいているのかいないのかはともかく、まったく気にかけている様子のないダンはやっぱりスケールの大…
停電という事件を通して、冬樹と三姉妹というか主に千秋が少し打ち解ける話。周囲から嫌われないよう「いい子」であろうとして、他人と深く関わらない少年が、姉妹たちによって心を開いていくみたいな話としてはよくできていたんじゃないでしょうかね。夏菜…
Cパートの中の人を次々と入れ替えていくネタがすごかったんだけれども、ただでたらめなことをやっているようでいて、Bパートの人格反転ネタを踏まえた上で、今度は中の人を入れ替えるというあたりがちゃんと考えられているように思いましたよ。声が変わって…
いかにもバレンタインデー話をはじめますよ的な前フリを西沢さんにさせておいてから、微妙にタイミングのずれた豆まきに持って行くのがヒネくれた展開。マリアが豆を前にした時の間の取り方とその後の会話が秀逸で、そこから本題に入るあたりはうまい作りで…