CLANNAD 第19話「新しい生活」

演劇部が無事に復活して、物語の焦点は朋也と渚、そしてそれぞれの家族との関係に。家庭訪問から逃げようとする朋也や彼を引っ張る渚の様子は、コミカルに描かれていて楽しいものでしたが、明らかになる朋也と父親との確執は重いものがありました。春原に指摘されるまでもなく、渚からの好意には気づいているんだろうけれど、朋也がそれを受け入れることが出来ないのはこの件がトラウマになっているからでしょうか。一見中睦まじく見える渚と両親についても何かしらの事情があるようで、二人の関係が進展するにはそれぞれの問題を解決する必要がありそうですよ。
春原の一人芝居が効果音の上手さもあって面白く。展開的に仕方ないんだろうけれども、渚以外のヒロイン影が薄くなってしまって、あとはサポート役に回るだけなのかなぁと思うとちょっと寂しいところ。