前日に練習を繰り返したのに結局佐菜に謝ることの出来ない菜々香が可愛らしかったですよ。強がりながらもお化け屋敷で佐菜に抱きつくところや、観覧車で二人だけになって、ようやく謝罪の言葉を伝えるあたりも良かったんですが、その一方で火事の件に叔父の…

風子の願いがかなって一応めでたしめでたしになるのかな。想いの強さが夢を実現させるということでいい話だったとは思うんだけれども、その想いを表現するのが最後までヒトデを配ることだけだったり、人々が風子の存在を忘れる理由もよく分からなかったり、…

Aパートは、西遊記の登場人物をこのアニメの人物に置き換えるパロディになっているわけですが、主人公のしずくではなく脇役のはなぢを悟空に当てはめるというのが珍しい配役。如意棒を持って暴れるしずくというのも想像しにくいものがあるので、彼を三蔵法師…

ジルアード軍のお姉さんがニセ情報掴まされたくらいで、一応味方であるリンドブルムに攻撃してきて後のことはどうするんだろうとか、リンドブルム側が陽動に簡単に引っかかりすぎて脱力したとか、細かいツッコミは置いとくにしても、バトルがごちゃごちゃし…

目覚めた千尋の変化が衝撃的。蓮治との記憶はおろか自分の身に何が起きたのかさえ覚えていなくて、蓮治に対する想いの強さがそれを招くというのが、無慈悲な展開となっておりました。手を繋ごうとして倒れる瞬間に入るフラッシュバックによって、本当は千尋…

荻上と大野が、それぞれの趣味を通して自己表現について語りあいつつ、お互いに歩み寄るということで前半はなかなかいい話。大野の押しの強さによって相互理解が進むんだけれども、同時にそのせいでコスプレさせられるのが荻上にとっては皮肉というか。コス…

こうして並べてみると二人だけの絡みがあまりなかったことに気づかされる珍しい組み合わせ。小説のセリフに悩むこまちと芝居のセリフに悩むうららということで、表現することを通して二人の気持ちが通じ合うみたいないい話でしたよ。敵の攻撃により分断され…

コジローの個人的な事情によって、室江高剣道部に新たなる目標が設定される話。駐車場の割り込みに発泡酒の取り合いと、いかにもありそうな出来事の積み重ねでバトルを盛り上げていくあたりや、スローモーションによる大げさな表現がバカバカしくてよかった…

柊とエリスが過去に飛ばされる話。エリスの宝玉が強大な力を発揮したり、キリヒトが柊に協力しながらも違う目的を持っていることが仄めかされたりと本筋の方で一応話が動いてはいましたが、エピソード自体の中身はちょっと薄味だった印象。柊がいざ突入とい…

マリアさんじゅうななさいのテコイレ回。マンガの資料集めのためにハヤテと一緒にデートスポットを回るわけですが、二人ともまんざらではない雰囲気になっていくということで、ナギのお世話をしている時とはまた違った普通の女の子としての彼女の一面が描か…

黙っていればカッコよく、短期間で相当な料理の腕前を身につけるといった基本スペックの高さを誇りながらも、妄想癖と脱衣癖のおかげですべてが台無しな保坂先輩がメイン。春香のために料理を極めたのに彼自身の中に存在するよく分からない基準によって、一…

ヤサコがイサコを救うために金沢に。以前から仄めかされていたかつての友人との諍いの原因が、電脳世界絡みであることが明らかにされ、それがイサコを救う手がかりとなるわけですが、自分で探せという友人の言葉が手厳しく、こじれた感情の深さを物語ってい…

刹那とマリナが出会う話なわけですが、刹那が生身でテロリストを捕まえに行ったら偶然鉢合わせをしたりして無理に無理を重ねるちょっと苦しい展開。まあ多少強引にでも人間関係を広げた方が話に動きが出てくるし、隠密行動が中心のマイスターが、組織の外の…

新キャラのみさきが登場。唯世獲得のための共同戦線にあむを引きずり込んだりして、常時ハイテンションなキャラで突っ走るわけですが、憧れの男の子の前ではしおらしくなって、キャラを否定されたと思い込んで落ち込んでと女の子らしいと可愛らしいところも…

佐菜が菜々香の過去を知ったことで二人の関係がひと段落。二人の秘密のポストといった小道具や、前回中途半端な印象だった先生のキャラメルの件が、佐菜が行動を起こすきっかけとして生かされていたりして、うまくまとまっていたように思いました。 佐菜が風…

前回の春原による不吉な言葉を受けて、徐々に周囲の人間に風子の姿が見えなったり記憶から消えたりする展開。アッサリと忘れてしまう脇の人物たちに比べて、記憶から消えてもどこか引っかかるものがあるということで、春原や渚の両親のいい人ぶりが浮き彫り…

Aパート。珍先生追加。名前の割には、あまりオイリーな感じはしませんでしたが、ツリ目メガネに強調された唇ということで、いかにもオールドミスといった外見で、料理は愛と連呼するあたりなかなか濃いキャラとなっておりました。年齢を聞かれてスルーするく…

ギオを巡るジンとカズキとの確執にトアの衝撃の告白といったところ。黒い感情をさらけ出してギオに執着するカズキが、昼メロに出てくる悪役みたいでちょっとおかしかったりもしましたが、ギオを通してジンに対する感情をぶつけているのかと考えるといろいろ…

以前の話で仄めかされていたとおり、購買のおタカさんが理事長その人だったりしてあまり意外性はなかったんだけれども、彼女が正体を隠してまで生徒たちの近くにいようすると理由をセリフで説明するだけでなく、前もって子犬や崩れた塀の件の対応を描くこと…

斑目たちの卒業話。原作からの目立った改変はなかったけれど、卒業式と単行本に描き下ろされていた追い出しコンパの話を上手く再構成したエピソードとなっていて、しんみりとさせながらもこの作品らしいユルい雰囲気が出ていましたよ。式の場面でOVAの方のく…

蓮治と千尋、紘とみやこ、壊れていくそれぞれの関係といったところ。 自身が語った小説の結末に対する解釈という覚えていて当然のことを聞き返したり、その結末について二つの案のどちらを採るかが、日ごとに変わって正の字で記録しなければならなかったりと…

タマちゃんのはじめてのおつかいならぬはじめてのアルバイト。はじめる動機がアレだったりするわけですが、無駄に力が入った劇中アニメは確かにちょっと欲しくなるかもとか思いつつ、慣れない接客業に緊張する様子が可愛らしく、また竹刀を振って気合を入れ…

佐藤順一絵コンテ回。宝玉探しを一休みして主人公たちの日常を描く話ということで、彼の作風が生かされたエピソードでしたよ。 エリスが転ぶ場面で一度目は柊の手を借りた彼女が二度目は自力で立ち上がって少しだけ滑れるようになるところや、おそろいのスト…

南春香の番長伝説の巻。伝説を聞いた次女が目茶苦茶楽しそうだったわけですが、「セクハラ教師に花瓶の水をぶっ掛ける事件」を聞かされた春香の動揺ぶりから回想に入り、番長と呼ばれることに抵抗しつつも伝説が生まれる過程を描くという流れが秀逸。番長に…

なぜか巨大同人誌即売会になっている文化祭話の後編。ビッグサイトモドキの建物に痛車集合とそれっぽい雰囲気が出ていて、巨大ノコギリのオブジェがポイント高かったりしましたよ。 ナギとヒナギクの恥ずかしい姿をかけてハヤテたちと理事長の対決は、ハヤテ…

イサコが向こう側へ行ったことよりも、ペットに対する気持ちに重点が置かれていたことが引っかからなくもないんだけれども、デンスケの死に直面したヤサコを通して現実と虚構との差異を浮き彫りにする話。母親が自分の体験を交えてヤサコを諭す場面は、彼女…

冒頭で描かれる刹那の過去が衝撃的。それを命じたのがサーシェスということで、戦闘中に操縦席から出てきて本人であるかどうかを確認するという無謀な行動をとるのも納得できるところかなと。その件で叱責を受け、ガンダムマイスターである意味を問われた刹…

あむの妹としゅごキャラたちがメインの話。学校の中を探検する様子がよく動く作画で楽しく描かれていて、最後にタイムカプセルが見つかることで、妹としゅごキャラたちの話と夢について語っていたガーディアンたちの話が繋がるのが上手いまとめ方になってお…

物語も後半に入って話のはじまりから終わりまでを一話でまとめる様式から複数のストーリーラインが同時進行していく様式に方向転換した模様。署名運動から浮かんでくる朱里と両親との不和、老婆から渡された謎の箱と消えた子犬、そして佐菜と星野が抱き合う…

風子と姉の話の続き。姉の結婚が決まって事態がいい方向に動き始めたかのように思わせたところで、風子が忘れ去られつつあることや彼女の容態の悪化が告げられるといったところ。これまでギャグ要員として顔を出していた春原が生徒たちの反応の変化に気づい…