こうして並べてみると二人だけの絡みがあまりなかったことに気づかされる珍しい組み合わせ。小説のセリフに悩むこまちと芝居のセリフに悩むうららということで、表現することを通して二人の気持ちが通じ合うみたいないい話でしたよ。敵の攻撃により分断されたプリキュアたちが、こまちの導きによってひとつになるという展開になるのは、二人の繋がりが5人の繋がりになるといったところで話の広がりを感じさせるものでした。
作画的には日常パートが厳しかったけれども、バトルではプリキュアたちがキレのある動きを見せてくれて、対するブラッディが操る触手の複雑な動きや圧倒的な物量となかなか迫力のある場面を作っておりました。
