BAMBOO BLADE 第9話「コジローと運命の分岐点」

コジローの個人的な事情によって、室江高剣道部に新たなる目標が設定される話。駐車場の割り込みに発泡酒の取り合いと、いかにもありそうな出来事の積み重ねでバトルを盛り上げていくあたりや、スローモーションによる大げさな表現がバカバカしくてよかったですよ。原因となるオバサンは確かに不愉快なんだけれども、意地を張り合うコジローも大人気なくてなんだかなぁという感じで、そこら辺を踏まえての、彼の退任を聞いた部員たちの冷淡な反応には笑せてもらいました。
冒頭での5人目と珠姫が、顔を合わせるだけで何も進展しないままというハズした作りがまだ引っ張るのかと思いながらも面白く。店で素振りをしながら挨拶をしたり、道場で挨拶をしたり疲れて眠ったりする珠姫がかわいらしかったですよ。全体的に作画が不安定だったのが気になるところですが、今回が底であることを願いつつ、なんとか踏ん張って欲しいところ。