げんしけん2 第8話 「こすけん」

荻上と大野が、それぞれの趣味を通して自己表現について語りあいつつ、お互いに歩み寄るということで前半はなかなかいい話。大野の押しの強さによって相互理解が進むんだけれども、同時にそのせいでコスプレさせられるのが荻上にとっては皮肉というか。コスプレした荻上の腰周りをアップで前後から見せるカットがねちっこくてよろしかったですよ。
後半は朽木のイタさ全開。一応本人に自覚があったり珍しく役に立ったりしたわけですが、逆ギレで台無しになったりして空気が読めないというか感情表現が不得手で、大野と荻上は分かり合えたのに、その二人から露骨に拒絶される彼にちょっと同情。朽木に対してハッキリと問題点を指摘する咲に言葉は厳しいけれど、ちゃんと向き合ってあげるだけまだマシなんだろうなぁと。パンツに脛毛と見せなくてもいいものを見せるコンボがキツかったです。
理解しあえたりされなかったり、コスプレが良かったり酷かったりと対比を利かせた構成が印象的。