CLANNAD 第9回「夢の最後まで」

風子の願いがかなって一応めでたしめでたしになるのかな。想いの強さが夢を実現させるということでいい話だったとは思うんだけれども、その想いを表現するのが最後までヒトデを配ることだけだったり、人々が風子の存在を忘れる理由もよく分からなかったり、朋也と渚が彼女を思い出すキッカケも、老教師の書く垂れ幕を見るという適当っぽいものだったりと(実はキーパーソンだったりするんですかね)、イマイチ盛り上がりに欠けた印象。風子が復活した時の朋也の最悪というセリフもあまり生かされていなかったように思いました。まあ細かい設定よりは勢いで話を作るのがkey作品だからと言えばらしいところだし、風子の健気さは感じられるものとはなっていましたが。
夜の学校でパーティーをする場面での、ろうそくで照らされる教室や人物たちの柔らかく暖かい光の表現が素晴らしく、風子編の締めだけあって作画も特に丁寧なものとなっておりました。