機動戦士ガンダム00 第7話 「報われぬ魂」

冒頭で描かれる刹那の過去が衝撃的。それを命じたのがサーシェスということで、戦闘中に操縦席から出てきて本人であるかどうかを確認するという無謀な行動をとるのも納得できるところかなと。その件で叱責を受け、ガンダムマイスターである意味を問われた刹那が、自分が生きているからと答えるのは意味がよく分からなかったりしましたが、自分たちがテロの標的となったことが知らされマイスターたちの間に動揺が広がる中、テロと戦うことを宣言してそれをまとめるところに、とにかく彼が固い信念を持っていることが分かるようになっておりました。まあその揺るぎのなさに危うい脆さが秘めてもいるわけですが。
スメラギが、テロが起こることを事前に知らされていたらしいのが、教授の「滅びを求めている」という言葉と合わせて、ソレスタルビーイングに戦争を根絶するという表向きの目的とは別の何かがありそうで気になるところ。
刹那vsサーシェスやガンダムたちが基地に奇襲をかける場面といったMSの見せ場は、今回も素晴らしい出来栄えでしたよ。