機動戦士ガンダム00 第8話「無差別報復」

刹那とマリナが出会う話なわけですが、刹那が生身でテロリストを捕まえに行ったら偶然鉢合わせをしたりして無理に無理を重ねるちょっと苦しい展開。まあ多少強引にでも人間関係を広げた方が話に動きが出てくるし、隠密行動が中心のマイスターが、組織の外の人物と顔を合わせるには、こうでもしないとダメなんだろうなぁという気がするわけですが。というか、あそこで正体をばらす刹那には愕然。故郷の件でトラウマスイッチが入ったにしても、前回ロックオンに殴られてまで諭されたことを速攻で破っちゃうのあたり我が強いというかヒネクレているというか。感情を表に出さないので何を考えてるのかよく分からなかったけれども、実はけっこうおバカな人物なんじゃないかと思えてきてちょっと親しみのようなものが沸いてきましたよ。刹那とマリナの議論は、現実主義と理想論の両極がぶつかりあうといったところ。
水着サービスは無理やり入れたようなあざとさがあわけですが、あって困るものでもないので大歓迎。ソレスタルビーイングがAEUからテロリストの情報を提供されるあたりは、複雑に利害が絡み合う世界の一員として彼らが取り込まれて行くようで、彼らの真の目的とも関わっていそうな予感が。