DEATH NOTE 第4話「追跡」

月とリュークの会話から浮かび上がる二人の関係と死神の世界の現状と言ったところ。
退屈な死神界から暇つぶしに人間の世界に降りてきて月の行動を見て面白がるリュークが、この作品の中で誰よりも異質な存在であるのに、立場的には一番視聴者に近くにあるのが上手くできているなぁと再確認。
死の直前の行動を操れるというノートの力の限界を見せた上で、月がその範囲内で犯罪者を操り、尾行者の名前をゲットする過程は実に論理的。だいたい原作どおりなんだけれど、それを損なわずに見せてくれているのは良かったですよ。
月の部屋に差し込む光や、立体交差の影の中から浮かび上がるリュークの姿等、光を使った演出が印象的で、ここら辺はアニメならではの工夫になるんでしょうか。