レ・ミゼラブル 少女コゼット 第1話「ファンティーヌとコゼット」

「ああ無情」の邦題で知られるユゴーの原作を、作中の女の子・コゼットを中心に再構成といったところでしょうか。原作は確かにいい作品ではあるけれど、オッサンが主役じゃ子供向けとしても大きなお友達向けとしても受けが悪そうなので、これもアリなのかなと。母をたずねて三千里以来、大胆なアレンジは名作劇場らしいところでもあるわけだし。
キャラクターデザインがとても可愛らしく、それだけにこの先コゼットが預けられた宿屋で受ける虐待は心が痛むものになっていて、母親と別れる場面での子役が演じるコゼットの泣き声には来るものがありましたよ。