おおきく振りかぶって 第4話「プレイ」

話の中心には三橋のピッチャーとしての成長があるわけだけれども、同時に4番の田島に対する坊主頭の花井の対抗意識や相手方のピッチャーの三橋に対する劣等感等々、重層的なストーリー展開で見ごたえがありましたよ。配球のひとつひとつについて、阿部が見せる論理的な思考も納得させられるもので、こうやって選手たちの心理を見せるのはフィクションならではの面白さが感じられるものでした。
選手たちの動きを丁寧に見せる作画も素晴らしく、チームが出来上がっていくところを見て監督が感じ入っちゃうところが変態っぽくて見ているこっちもちょっと興奮。