キスダム -ENGAGE planet- 第15話「風揺 −サザメキ−」

今時こんな普通の夢オチ話でいいんだろうかという気がするわけですが、むしろ作中の登場人物たちが演じるアナザーストーリーみたいな雰囲気があったりして、けっこう楽しかったりしましたよ。
妖精さんたちがアイバに憧れる女の子として登場してから、アグリに対して失格失格超失格の流れには悶絶。真顔で大根を構えるイエラも何ともいえない味わいがありました。乃亜のペンダントが現実へと戻るキーアイテムになっていたのは、ネクロダイバーとして戦う事が、アイバにとっての現実であることを象徴しておりました。
アイバが仲間から弄られる様子が面白く、一話で拘束衣を着せられていた事を考えると、とても今回のようなバカっぽいノリに付き合うような人物とは思えないんだけれども、そういうところも含めての夢だったのかと考えると奥が深いような気も。まあ単にストーリーの混乱のせいで紆余曲折を経て、そういうキャラに落ち着いただけなような気もするわけですが。