エル・カザド 第25話「聖なる女」

ついに黒幕のローゼンバーグと決着するわけですがどうにも地味な展開。たしかにこの物語の中心はナディとエリスのラブラブぶりにあって、他の要素はそれを盛り上げるためのオマケみたいなモンなんだけれども、これじゃナディがエリスを撃つところから二人が復活するという盛り上がるべきところも盛り上がらないように思いましたよ。突然力に目覚めるブルーアイズや意味ありげな行動を取っていた割には最後に出てきて助言するだけの魔女の議長、そしてアッサリと明かされる博士の死の真相も拍子抜けで、風呂敷を広げすぎて畳めなくなるような話とも思えないし、予算や時間が許す中で作れるものがこれだったということだったんでしょうかね。
ローゼンバーグの中途半端に南米の先住民族風な格好が面白く。ナディとエリスがローゼンバーグを撃つ場面で、画面がひっくり帰っていたり横倒しになっていたりするのはインパクトがありました。

ぷるるんっ!しずくちゃん 第49話「ブラッディー先生の秘密!?」「しずくの森のお月見」

Aパート。新キャラのブラッディー先生がキュート。うるおいちゃんと違って裏表のないアイドルキャラなんだけれど、よからぬ噂があったりして、実際に巨大植物を育てているいみたいなマッドサイエンティストな一面もあるのがキャラが立っていましたよ。
Bパート。アセオのカレーネタが序盤の笑いどころ。月のお姫さまになるべくハニーとみどりこ、そしてうるおいと、しずくの森のシャレにならないメンツが集合したわけですが、三者の女の戦いが大変なことになる前にどろろんが乱入してウヤムヤになるのが残念。UFOがどろろんの泥団子に興味を示すあたりで、また別の期待がうまれたんだけれど、そっちのネタも発展することなくスルーなのがもったいなく。しずくの森のお姫さま云々というクサいセリフも、しずくに言われるとなんとなく納得してしまうのは、天然キャラの強みといったところでしょうか。