エル・カザド 第25話「聖なる女」

ついに黒幕のローゼンバーグと決着するわけですがどうにも地味な展開。たしかにこの物語の中心はナディとエリスのラブラブぶりにあって、他の要素はそれを盛り上げるためのオマケみたいなモンなんだけれども、これじゃナディがエリスを撃つところから二人が復活するという盛り上がるべきところも盛り上がらないように思いましたよ。突然力に目覚めるブルーアイズや意味ありげな行動を取っていた割には最後に出てきて助言するだけの魔女の議長、そしてアッサリと明かされる博士の死の真相も拍子抜けで、風呂敷を広げすぎて畳めなくなるような話とも思えないし、予算や時間が許す中で作れるものがこれだったということだったんでしょうかね。
ローゼンバーグの中途半端に南米の先住民族風な格好が面白く。ナディとエリスがローゼンバーグを撃つ場面で、画面がひっくり帰っていたり横倒しになっていたりするのはインパクトがありました。