ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス- 第1話「共鳴 −つないだ手−」

主人公が宇宙に旅立つところからはじまってSFっぽい話かと思ったら、実は超人バトルアニメだったという。ちょっと意外な展開で驚いたりもしましたが、主人公の境遇や謎の怪物とそれを追うドラゴノーツと呼ばれる存在、そして主人公がそれらと関係する少女と出会って事件に巻き込まれるということで、設定や話の方向性についての情報がいろいろ盛り込まれたものとなっていて、物語の導入としてはよく出来ていたんじゃないでしょうか。
うのまことによるキャラクターデザインは、ムチムチしていて大変よろしいもので、バトルの動きもなかなか見せてくれるものでしたよ。OPからすると少年と契約か何かをしたお姉さんたちポケモンみたく戦うという話になりそうで、とりあえずエロいアクションシーンや少年との心の交流みたいなのを見せてくれればいいんじゃないかなぁと思いました。

MAGISTER NEGI MAGI ネギま! 第1話「マギステル・ネギ・マギ」

ネギまの実写版だったりするわけですが、鋼鉄天使くるみpureは笑いながら見れた自分でも、こっちの方は見通すのがツラいものがあって、とりあえずその理由を考えてみると、まずCGがチープだったり、女生徒たちがみんな似たような顔立ちで、それぞれの演技も平板で似たりよったりで、キャラの区別ができなかったりで、まあ実際には漫画やアニメの方が髪の形や色で特徴を誇張したり、変な口癖や声優特有の演技で区別をつけているわけなんだけれども、もう少し分かりやすくして欲しかったなぁと思いながら、見る前に予想していた事が悪い方ですべて当たっている感じで、中途半端に原作をなぞったストーリーも中途半端で、いっそのこと実写版くるみみたいにまったく別物にしてくれたら、別の面白さが出たような気がしたり、やたらと揺れるカメラワークもなんだか見ていて疲れたりして、ネタにするにも苦しいなぁというのが正直な感想だったりするんですが、それでもいいところを見つけてみると、タカミチ役のヒロシが意外にハマっていたことと、惚れ薬のくだりで効果音が猫の鳴き声から動物の大群のそれに変わっていくのが面白かったことくらいでしょうか。