『絶対少年』 第6話「世界の皮膜が薄くなる」

普通につながってたケータイが突然圏外になったり、テレビが映らなくなったり、スクーターがイキナリ止まったり。いろんな怪現象が起きたりして、これが世界の皮膜が薄くなるってことなんでしょうか。でも、スクーターが寝てるか否かの会話とかオッサンのリアクションとかユーモラスで、あまり深刻な事態という感じはしませんな。あと歩がケータイ振るところの作画が丁寧で良かったです。まあこのアニメの作画は全体的に丁寧なんだけれども。
「私たちつき合ってるんだよね」と言いながら拓馬にキスを迫る潮音。既成事実を作ってモノにしようするあたり、なかなかしたたかですが、拓馬に冷たく押し返されてあえなく自爆。まあ、潮音は田菜を馬鹿にしたような発言が目立ってたからね。拓馬にしてみれば、そこで生まれ育った自分を否定されているような気がして、潮音のことを受け入れられないのかなーなどと思ってみたり。今回も猫踊りを馬鹿にしてたし。
でもって、子供のころに亮介と歩が会っていたことが判明。頭屋の森(美玖があんな感じになった原因となった場所で、地元の人間はなるべく近づかないようにしてるという)に入ろうとした歩を亮介が力ずくで止めたという。「自分ひとりのせいでこうなったと思ってるだろ」とか言って、歩の心の内を言い当てたり、ジャイアンタイプかと思ったら意外にセンシティブでいい奴っぽくて、設定は劇場版になってるようで。
塾で講義を受けてる潮音のところに拓馬からメールが届いたところで、次回へ。あんなことがあった後だけに、メールの内容とか潮音のリアクションとか気になるんだけど、世界の皮膜が薄くなってる状況でメールが届くのが、そもそも怪しいっていうか。次回も目がはなせませんな。