舞-乙HiME 第22話「ホロビノウタ」

ついにアリカとトモエが直接対決。妬みをそのままぶつけるようなバトルも熱かったけど、トモエがローブを自慢する場面の作画が細かくて、アリカと同等の力を手に入れた彼女の喜びを伝えておりました。悪の魅力を引き立てる田中理恵の演技もたまりませんな。ミユとニナが乱入したせいでフェードアウトした感があるけど、彼女にはもう一回くらい見せ場を用意して欲しいところ。
アリカとセルゲイの関係は、既に過去形で語られる出来事に。オトメとして生きることを決めたアリカと、ニナの父親として生きることを決めたセルゲイといった感じですかね。セルゲイのその気持ちが、皮肉にもニナを苦しめているわけですが。アリカに対して励ますようなことを言ったりして、おじさまとして接する彼の姿に哀愁が漂っておりました。
ミドリ率いるアスワドとカルデアの戦いは、なんかアッサリ決着がついたような気がするけど、勝つ為には奇襲も辞さないあたりが、民を率いるものとしての強さなんかなと。
歌がそろってハルモニウムの力を手に入れたニナ。なんか凄い力が手に入るらしいけど、結局、逆上して暴走って、この間も同じことやってたような気が・・・。彼女に関しては全然成長してないようで。彼女に対抗できるミユもかなりの強さだし、やっぱ移民時代の生き残りで、前作と繋がってたりするんですかね。彼女の戦闘モードに入る演出がカッコ良かったですよ。
そしてマイ&ミコトついに登場。OPにシルエットが出てたことを考えれば、20話以上引っ張りまくった末のことなんで感慨もひとしおだったり。でもって次回でイキナリ入浴って、視聴者のニーズに的確に応える製作側の姿勢には、改めて頭がさがる思いですよ。