舞-乙HiME 第23話「不思議の谷のアリカ」

ついにマイとミコトが登場。緊迫する情勢をよそに、ラーメン食べたり温泉入ったりとマッタリしていて、見ているこっちも和んだり喜んだり。エレメントをガス台代わりに使ってるのは、オイオイとか思ったけど、自らの意思で黒い谷に残っているというマイの言葉を考えると、そういう平和的な利用法に意味があるような気もするわけで。猫神様を名乗るミコトは前作同様能天気な感じだけど、デブ猫軍団を使って世界を観察してたりして重要な役割を担っていそう。
罠にかかったナツキたちと、アリカ、マイが出会う場面はそれぞれの驚きっぷりが笑えたんだけど、旧友との邂逅みたいな描写が少なくてちょっと残念。
ミユの口から語られるアリカと二ナの出生の秘密は、引っ張ってきた割には、あっさりバラしたなと。アリカがレナの娘というのは予想してたけど、アリッサの子孫だったというのは意外。ニナが真の王女というのは唐突な気もするけど、そういえばセルゲイに拾われる回想シーンに出てきたゲリラのアジトに、やけに豪華な箱があって、アレが脱出の時のゆりかごだったのかなと。
前作のメインキャラが登場した割には軽い感じの話で、真の王女問題を片付けたりと重要な伏線回収もあったわけですが、修行イベントが発生したりして、こういうお約束は好きだけど、さすがに残り3話で話がまとまるんだろうかと一抹の不安が。