舞-乙HiME 第25話「蒼天の乙女」

オールキャスト揃い踏みのラストバトルで大いに盛り上がりました。絶体絶命の危機に登場するアリカや麻衣やアスワド達は、ここら辺で出てくるんだろうな、と分かっていても、やっぱり燃えますよ。トモエとアリカの決着もキッチリついて、これでトモエの勇姿も見納めかとか思ってたら、しっかり生きてて、あの高さから落下してほとんど無傷な彼女はどれだけ頑丈なんだと。霊廟を守ったのにハルカからヘタレ呼ばわりされるナツキや最後までマキマキしてるだけだったシホもおいしい役どころ。
レナの棺を破壊するあたりは名場面で、アリカのために涙を流し、心の負担を軽くする為にマスターとして棺の破壊を命じるマシロに対し、自分の遺志で破壊することを決めると答えるアリカとのやり取りは、この作品で描いてきたオトメのあるべき姿なんだろうなと。母親の前でオトメとなった自分の姿を見せるアリカが泣かせます。
欲を言えば、もっとローブを着たマイスターたちの戦いを見せて欲しかったとか、ナギが何を考えてるのかイマイチ分からないとかあるんだけれど、まあ、これだけ見せてくれるなら、文句を言うのも贅沢ってもんでしょう。
残るはアリカとニナの決着か。海底の遺跡に入ったミユも気になるところ。