円盤皇女ワるきゅーレ 時と夢と銀河の宴 第2話「願い星、想い星」

10月に発売されるOVAの先行放送。
秋菜メインの話で一期の2話を思い出させる郷愁の漂う内容。夕日の土手の帰り道という青春ぽいシチュエーションでの和人と秋菜の微妙な距離のやり取りも素晴らしく、和人の何気ない言葉に反応する秋菜の様子が丁寧に描かれていて素晴らしかったです。
秋菜が星に願いをかけるという形で和人に対する気持ちに決着をつけるのかと思ったんだけれど、結局内容が明かされなくて何も変わらないという。和人とメームの願いはバラしたのに彼女のだけは明かさないという念の入れようで、もうこのアニメは人間関係をまとめることなんかしなくていいから、これからもダラダラと年に1、2本ずつ作りつづけて欲しいなぁと思いました。
大小のワルキューレと和人のやり取りは家族のようで微笑ましく、小ワルと小ライネがじゃれあう様子も可愛らしくて、個人的に見たかったものを見せてくれて満足。二人が連帯責任でお仕置き時空に飛ばされるオチは笑えたんだけど、深読みすると和人を独占することへのささやかな罰だったりするのかなと。
それぞれのキャラのよそ行きの服装が見れたのも良かったですよ。