となグラ! 第13話「ベランダと紙ひこーき」

エッチであることを許されて、速攻で引っ越すのをやめる主人公には笑ったんだけど、エッチな主人公とそれが嫌いなヒロインが、お互いの違いを理解したうえで、一緒にいることを選ぶというラストは良かったですよ。
終わってみれば、思春期の女の子が白馬の王子様を追いかけるのをやめて、目の前にいる男の子をあるがままに受け入れるまでの話だったんだなと。香月が記憶を作り変えていたことに気付くくだりが、えらく地味な気もしたけれど、自分で封印した記憶を自分でよみがえらせることで成長する、という意味では等身大の物語になっていたように思いました。