夜明け前より瑠璃色な 第2話「お姫様は優等生!」

学校に通いはじめた姫様が速攻で馴染んじゃったりして、いかにもエロゲ原作といった感じの箱庭的な優しさ時空が展開されていましたよ。公務に忙殺される姫様を家族として支えたいという主人公も、自分は特に努力はしないけれど、優しさを受け入れてもらうことで、大変な立場にある女の子に必要とされたいという、この手の作品にありがちな願望充足ぶりがよく出ておりました。
こういうただひたすら居心地のいいのは嫌いじゃないけど、似たような作品はいくらでもあるわけで、そこら辺との差別化は図れるのかどうか気になるところ。早くも作画に怪しいところがあって、癒しの箱庭に不穏な空気をもたらしているのが不安材料。