Kanon 第2話「雪の中の入奏曲」

栞と真琴が登場してメインのキャラクターが揃い踏み。
序盤は特に事件が起こらず、メインのキャラクターが出しつつ、コントのような日常会話を交わすといったつくりで、原作どおりの、というかこの手のゲームの基本的な展開。
原作でおなじみのネタがいろいろ出てくるわけだけれども、特に秋子さんの謎ジャムのくだりが、急によそよそしくなる名雪の態度で期待を持たせ、主人公が口にした瞬間に音楽と視界を歪ませと、手の込んだ表現になっていて、ネタが分かっていても笑ってしまいましたよ。
指切りをする場面で、あゆが一瞬、左手の手袋を外そうとしてから右側を外したり、街の中を除雪車が走っていたりするのも、キャラクターや舞台を印象付けるさりげない演出。あいかわらず安心して観ていられるいい仕事でした。