コードギアス 反逆のルルーシュ 第6話「奪われた仮面」

ネコが仮面を持ち出したことで学園を巻き込む大騒ぎに、とまるでコメディのような展開なんだけれど、一応スザクが学園に受け入れられるキッカケになっていたりして、キチンとまとまっているあたりは考えられているんだなと。
カッコつけで計算高い割には、意外というかかなり抜けている一面を見せるルルーシュが、憎めないキャラとして描かれていて好感度アップ。いかにもダメ王子という感じだったクロヴィスについても彼の描いた絵を見るユーフェミアを通して、芸術家気質の人物として捉えなおされているあたりに芸の細かさを感じましたよ。
日常を描く話だけあって人物の作画に力が入っていて、特に微妙な変化を見せるルルーシュとスザクの表情がいい仕事でした。まあ、男の顔に力を入れられてもあまりうれしくないんですが。
あと、最後に出てきて声だけで全部持って行っちゃう皇帝は反則だと思いました。