ゴーストハント 第10話「放課後の呪者 #4」

前回の前振りどおり先生が犯人だったわけですが、シラをきる彼女に対してナルが証拠を突きつけて追い込んでいくのは、推理小説風で面白かったですよ。状況証拠ばかりでちょっと苦しかった気もするけれど、そもそも手口が超常現象なわけで。
自己保身のために自分をかばってくれる女の子に罪をなすりつけようとしたり、手の内がすべて明かされた後でもヒトガタを仕込もうとしたりと先生の壊れ方が危険な感じ。笑みを浮かべる彼女の異常性を麻衣の視点から描くことで、超常現象そのものよりも、それに踊らされる人間の不幸みたいな展開は物語に深みを与えるものになっておりました。