ロケットガール 第3話「ランチパッド」

ゆかりが抱える心の問題を、女医さんが分かりやすく分析してくれて、それをラストの教官の語りで解消するという流れなわけですが、提起された問題とその解決の糸口がズレているようで、どうにも腑に落ちないものを感じてしまいましたよ。まあ、ゆかりが単純に感動してやる気を出したってことでいいのかもしれませんが。
宇宙への思いを熱く語ったり、訓練の描写をリアルな感じに見せたりする一方で、燃料に勝手に混ぜ物をして実験のたびに大爆発みたいなギャグっぽい描写があったりして、多分ロケットの技術的な問題に話を振る伏線なんだろうけれど、どうにもバランスが悪くて居心地が悪かったです。