ひだまりスケッチ 第10話「ゆのさま」

毎回、奇抜な演出で楽しませてくれてるこの作品だけれど、さすがに今回のは演出ではない模様。まあ、枚数の少ない作画でいかに誤魔化すかという意味では、工夫が感じられる演出でしたが。入浴中に絵がピクリとも動かなくなった時には、このまま放送事故になるんじゃないかとドキドキしちゃったんだけれど、荒れた作画を見せるくらいだったら動かさない方がマシという判断だったんでしょうか。だけど画面を動かすだけならパンやズームで手間をかけなくても出来るわけで、あえてまったく動かないようにしたのはそれを逆手にとったイタズラのような気がしなくもなく。
話的には文化祭のドタバタとその後日譚といったところで、セリフから推測するに普通に作れば面白くなりそうな雰囲気。特に吉野屋先生オンステージで、学校の絵をかぶせるのはそれはそれで妄想が広がるんだけれども、やっぱりこういうところは絵で見せて欲しかったなと。後半の裸祭も崩し絵中心で、シチュエーションのわりにはあまりエロくないのがもったいなかったです。