Yes! プリキュア5 第11話「のぞみとココの熱気球」

勉強をすることの意味を問いかけたりして、ともすれば説教臭くなりそうな話なんだけれど、仲間との友情やココの夢をかなえたいというのぞみのやさしさをココが認めてあげることで個人としての彼女の価値を描きつつ、でも勉強は大事だよねという流れになっているのが現実的なメッセージとなっていて感心。結果の伴わない努力を全否定する敵の中間管理職や、成績をあげることだけを考えているクモ怪人との対比もよく考えられておりました。
のっけから作画が微妙で、バトルの時だけ良くなっていたけれど、今回の話の肝であるバトル後ののぞみとココの会話の場面でまた元に戻ってたのが残念。ルージュとレモネードの足場になったり落ちてくる二人を受け止めたりと、年長組がサポート役に回るのも役割分担がハッキリしていて面白かったです。