おおきく振りかぶって 第3話「練習試合」

三橋の手を握った阿部が、積み重ねてきた努力の跡に気付いてはじめて彼に共感するところがいい場面でしたよ。その後の三橋をエースにするためにチームが一丸になるあたりも。あいかわらずオドオドしている三橋には見ている側としてもイライラさせられるんだけれど、そこら辺は彼と組まされる阿部がまさに感じていることとして描かれているわけで、見せ方が上手いことの証明なんだろうなと。
前回の脳内ホルモンと同様に升目の数字を数える練習の理屈には浮いてるものを感じてしまって、監督の言葉だけじゃなくて、有名校が取り入れてるとかなんとか何かを引用するみたいな理屈付けがあれば説得力がまた違ってくるのかなぁと思いました。