Darker than BLACK -黒の契約者- 第4話「新星は東雲の空に煌く」後編

ゲストヒロインと父親との親子の物語みたいなのをやりつつ、能力を持つ人間の分類やその扱われ方を説明するといったところ。調査隊の唯一の生き残りとして契約者について重要な情報を握っていても良さそうな父親を、娘を救う事の出来ない無力な存在として描くあたりに、能力の謎解きよりも作られた状況の中で起こるドラマを描こうとするこの作品の方向性が表れているような気がしましたよ。
ゲストの女の子が友人とその父親を焼き殺すのはショッキングな場面。自分の力に怯える彼女が、最後に感情を持たない契約者となるのは救いがあるようなないような複雑な印象を残す終わり方で、話としてはまとまっていたとは思うけれど、女の子がさらわれてからの展開が急すぎて話を追っていくのがちょっと大変だったように感じました。