エル・カザド 第5話「着る女」

情報局の二人が、教会での映像や領収書の束を見て同時に呆れたような疑問の声を上げるところが、視聴者の気持ちを代弁しているようで何ともいえないおかしさを感じさせるものでしたよ。
街へ行きたがるゲストの女の子を絡めつつエリスが賞金首にさらわれたりもするんだけれど、あまり緊張感のない展開で女二人のまったり旅といった風情が心地よく。オカマの賞金稼ぎの時と同じように、車の件で行商の賞金稼ぎから恨みを買うという繰り返しも面白かったですよ。
終わり際でエリスが服を脱ぎ始めた時には露骨なサービスだなぁと思いながらもテンション上がっちゃったんだけれど、それがオチにつながっているあたりはちゃんと考えられているんだなと。