神曲奏界ポリフォニカ 第8話「セレナーデ 人と精霊の狭間に」

双子のおとなしい方の秘密が明かされる話で、それを知ってもなお彼女に近づこうとする後輩は爽やかな視聴感を残してくれましたよ。彼が理解していない半分というのは精霊の部分のことなんだろうけど、コーティや所長の精霊を見る限りでは、人間とそれほど違わない気がして何がそんなに問題なのかよく分かず。まあ、予告からすると人間と精霊の違いをこれから描いていくようですが。精霊の側にいるコーティはともかく、ただ傍観してるだけの主人公の存在意義もやっぱりよく分からず。
ギャグっぽく崩した顔はそれなりに味があるものだったけれど、普通の場面の作画がデンジャラスなのは如何ともしがたくて、落ち着いた雰囲気と言えば聞こえはいいけれど、単にストーリーや画面の密度が薄くて間延びしていただけのような気も。