キスダム -ENGAGE planet- 第9話「影雄」

前回のラストで北斗の拳みたいな濃い目の作画で復活を果たしたロキがメインなわけですが、CMが明けたら生き残っているのが彼だけだったり、人々を扇動して砦を壊滅状態に追い込んだり、挙句の果てに逆ギレして生き残りを自分で手にかけちゃったりと、今回もすがすがしいまでの全滅ぶり。後悔する彼の姿を見ても原因のほとんどが彼自身の無謀さにあるので、全然同情できないのは何か演出上の意図があったりするんでしょうかね。
野点をしながら登場する司令の秘書と、その件に関してノータッチで話を進めるロキとの場面がシュールな味わい。主人公が妊婦のおなかをさわるところは、このアニメにしては珍しくホッとさせる場面だったけれど、妖精さんの出番が少なかったのが残念。作画はいつも通りなのであまり気になりませんでしたよ。