神曲奏界ポリフォニカ 第9話「ラプソディ とある神曲楽士の話」

別の生き物である人間と精霊のすれ違いを描く話で、なんだかんだあってもフォロンと分かり合おうとするコーティの言葉は良かったんだけれど、キッカケがただのスランプだったりして派手な見せ場がないのが、このアニメらしいといいますか。コーティは努力してるのに当のフォロンに彼女を理解しようとする姿勢が見られないのも一方通行な感じで、彼が演奏する神曲を聴いてコーティが信頼を取り戻すというラストも、なんだか彼という人間ではなく神曲に惹かれているように思えてしまいましたよ。まあ、演奏する人物の心が神曲に反映されるという設定が一応あるわけですが。
作画は比較的安定。コーティの下半身を中心としたきわどいカットが多かったのは、なかなかよろしかったです。