瀬戸の花嫁 第10話「鋼鉄の男」

永澄が正体不明の大男に追い掛け回されるという、ぶっちゃけターミネーターのパロディになっているんだけれど、石膏像に化けていたり、わざわざトイレの壁の方から迫ってくる無意味さに笑わせてもらいました。永澄が追い詰められ、燦の声も封じられて絶体絶命でどうなるんだというところで、燦の父親が乱入し、闘気で空を飛んだりする世紀末肉弾バトルに変わっちゃうあたりも秀逸。床に押さえ込んで殴り続けたり、頭から叩き落して便器を破壊するといった容赦のない暴力描写(まあどっちも大してダメージ受けてないんだけど)にちょっとビビりながらも思い切ってるなぁと感心。
大男の正体は、ルナにこだわってる時点で大体想像はついちゃうんだけれど、テンションの高さで話を引っぱっていた感じで、焼却炉の中に消えるという元ネタをなぞらえているんだけれど意味の分からないオチには噴きましたよ。アメコミっぽいアバンも面白い表現となっておりました。