瀬戸の花嫁 第14話「子猫物語」

前回で燦と永澄の関係がひと段落したのを受けて、いつもの雰囲気に戻ってのドタバタ話。・・・なんだけれども、これまで散々追い回されてきた永澄が、逆に追いかける側に回るという構図は、彼が成長した事を示しているのかなぁという気がしなくもなく。子猫にたよっているわけだけれど、ひたすら受身だった彼が能動的に仕掛けるということで、精神的な余裕を得たからこそのエピソードなのかなと。
ちゃっかりOPにも登場している三兄弟の使えなさ加減がバカバカしく、猫に怯えるながらも啖呵を切る豪三郎や、彼がトラウマを抱く原因がパロディになっているのも面白かったですよ。猫に借りを返す巻もいい仕事でした。帰り道に燦が永澄に対し、反省しているかと訪ねるところはさりげないけれど、二人の関係の変化を感じさせる場面となっておりました。