さよなら絶望先生 第1話「さよなら絶望先生」

見たいけど見せてはいけないところで大活躍する顔写真には笑いましたよ。湯気とかもう少し自然な隠し方もあると思うんだけれど、無意味に目立つ方法を使うインパクトとバカバカしさで。
内容的には、絶望をキーワードに風刺を描くという原作のネタを上手く消化している感じなんだけれど、一方で演出の方は新房テイストというかシャフトテイスト満載。カットごとに配色を弄ったり影や光の配分を変えてみたりと派手な動きはないものの変化に富んだ画面作りとなっておりました。おなじみの落書き演出も楽しく、先生がキメ台詞を吐く場面が無駄にカッコよくてよかったですよ。
とりあえず、あの顔写真の下がDVDではどうなるのかが気になるところではありますが、それを置いておいても楽しめるものになっていたように思いました。