キスダム -ENGAGE planet- 第17話「拒溶 −ツナガリ−」

樹がサイボーグだったという展開には驚きましたよ。てっきり彼女の超人パワーの源はハーディアンがらみだと思っていたので、全然関係なかったりするあたりに。自分の体を受け入れられずに死を望み、アイバに戦いを挑むというのは、分かる流れなんだけれども、彼にスルーされた後にハーディアンに特攻するのがよく分からず。アイバの説教を聞いて心を入れ換えたというわけでもなさそうなんですが。
列車事故にあったのがちょうど二人目のサイボーグを選ぶ時だったり、戦いで瀕死の重傷を負った時に都合よく臓器移植が出来るというタイミングの良さは、父親の愛がなせる業だったりするんでしょうかね。樹からアイバの名前が出た時、七生に微妙な反応をさせるのは細かい仕事。アイバと乃亜&イエラのテレパシー設定も行き当たりバッタリというか都合が良すぎなんだけれども、乃亜と実は生きている由乃との間でアイバが葛藤するという流れへの前フリなのかなと。
崖を崩して海に落とし氷結させて粉砕というコンボを見せるバトルは、敵がパワーアップしていることを分からせると同時にアイバの戦い方も進化していることを印象付けるものとなっておりました。妖精さんの出番が多く、特にアイバに抱えられるヴァルダが可愛らしくてよろしかったですよ。