おおきく振りかぶって 第17話「サードランナー」

4回の裏表の攻防。必要ならあえて点を与えることもいとわないモモカンに対して、点を取ることよりもランナーを貯めてプレッシャーを与えることを選ぶ相手側の監督と、単純な点の取り合いだけではない奥深さの感じられる話でしたよ。ラストのスクイズは相手がミスしたもののグラウンドのせいでギリギリの判定になったわけですが、一応、三橋がサードランナーを見つめる作戦が効果があったりしたんでしょうかね。相手の監督が檄を飛ばす場面で、選手たちから意見を聞いて西浦の実力や事前の研究について明らかになるあたりも、情報戦みたいな感じが出ていて面白かったです。例によって三橋のコントロールについては半信半疑のようですが。
試合の場面はよく動いていたけれど、相手側の応援が使いまわしばかりだったりして、製作状況の厳しさが垣間見えるのが気になるところ。