BACCANO! 第2話「老婦人の不安をよそに大陸横断鉄道は出発する」

前回から話が繋がらないんだけれども、とりあえず時間をさかのぼって列車が出発するところから話がはじまるということでいいんでしょうかね。
列車に乗り合わせる怪しげな人物たちに曰くありそうな積荷と、いかにも何かが起こりそうなもったいぶった作りになっているわけですが、アイザックとミリアの頭の悪そうな掛け合いが無駄にテンションが高くて楽しかったですよ。冒頭の一見無駄に思える金を掘る場面の繰り返しは、考えなしに動く二人のキャラを立てるためのものとなっていて、野球の中継に合わせるかのようにバットを振るのも捻りの効いた場面でした。
トレイントレーサーの話を聞いて、傷顔の少年が向かった先の車掌室でも同じ話をしていて、そちらではまさに事態が動き出そうとしているという構成がアイロニカルで続きが気になる引っぱり方となっておりました。