瀬戸の花嫁 第20話「男たちの挽歌」

いかつい男どものコスプレがすさまじいまでの破壊力。ギャルゲキャラ特有の軽く痛い喋り方を渋い声の男性声優たちが演じるだけで笑えるという少し卑怯だったりするわけですが、幼なじみや妹とキチンとキャラを分担してるあたりが芸が細かく、特に政さんの妹キャラには盛大に吹かせてもらいました。うぐぅやゴール云々というどこかで聞いたことのあるセリフがこっそり混じっているのも細かい仕事でしたよ。
最後は燦母が出てきてまとめるといういつものパターンながら、生き方で語れというのはなかなかいい話となっていて、あのカオスから上手くまとめたなぁと感心。それぞれの衣装、特に豪三郎のやたら線の多い服がしっかりと描いてあって、これを描くアニメーターはどんな気持ちだったんだろうかと思いながらも、こういうところを手を抜かずにちゃんとやってるからバカバカしさが増すんだろうなぁと思いました。