機動戦士ガンダム00 第4話「「対外折衝」

世界を変えるためのソレスタルビーイングの活動が、結果的に小国の内政と大国を中心とした体制を安定させることになるという皮肉な話。同時に彼らに対抗するために軍備の増強を招くことも示唆されたりして、武力による戦争行為を否定についての負の面が強調されておりました。第1話で顔だけ出していた皇女様が、物語に本格的に参入。政治顧問?の人と一緒に太陽エネルギーの供給を受けないが故の中立的な立場から、ソレスタルビーイングやそれを利用する国々の動きを解説してくれましたよ。
セツナとグラハムのバトルは、従来型のMSでも改造すればガンダムについていけることがわかったらしいんだけれども、2、3回交錯しただけで終わってしまったので見ている側としてはそこら辺がピンと来ない感じで食い足りなかったです。
次回からはキャラの個別エピソードに入るみたいで、とりあえず状況説明については今回でひと段落の模様。キャラクターよりも設定を先に見せる作りが吉と出るか凶と出るかというところですが、話が動きだすまでに7話かかって、そこから爆発的に面白くなったテクノライズなんて作品もあるので、まだ期待はしていますが。