げんしけん2 第6話「趣味のモンダイ」

前回、奔放な妄想力によってげんしけんメンバーを弄り倒した荻上が、今度は弄られる側に回るという。個人的に三次の人物を二次に例えるみたいな会話に引っかかるものを感じなくもないんだけれども、それを荻上が脇で聞かされた挙句に否定し続けていた嗜好を大暴露という流れが公開羞恥プレイといった風で、笑いながらもなかなか来るものがありましたよ。原作では同人誌をぶちまけるだけだった話に男性陣による荻上談義が加わることで、彼女のキャラクターがより分かりやすくなっていたように思いました。
夏のサークル参加に対して一般参加の視点から即売会を描く話でもあって、冒頭で荻上がつく悪態には共感させられるものが。声優イベントで中の人の事情を詮索するのをはじめとして、オタクらしい会話が随所に散りばめられていたのもよくできておりました。