俗・さよなら絶望先生 第1話「ほら、男爵の妄言/当組は問題の多い教室ですから、どうかそこはご承知ください」

続編なのに、何の説明もなしに夢とも現実ともつかない不条理劇からはじめて、しかもそれに対してなんのフォローもないままに終わったりして人を食った作りはあいかわらず。Bパートは、一応登場人物の紹介になっていましたが、実は日塔奈美の回想でしたというオチだったりして、この作品らしいなげやり感が漂っておりました。
演出的には前作同様にシャフトならではの手の込んだ表現主義的なものとなっていて、変化に飛んだ面白いものでしたが、セリフのあとにそれをそのままテロップで入れるのがよく分からなくて、正直しつこいように感じましたよ。