かのこん 第1話「初めてしちゃう?」

奥手な男の子に人外な女の子が迫るということで、同じような設定のアニメをいくつ作ったら気が済むんだよと思いながらもニヤニヤが止まらなかったりしてみたり。
AT-Xの年齢制限付の放送だけあって、胸を押し当てたり惜しげもなくパンツを見せたりとサービスの過激さは同類の作品の中でもトップクラス。主人公がマウントポジションを取られて服を脱がされながら、ヒロインに「痛いのは私だけだから」とか言われるシチュエーションが衝撃的で、寸止めとはいえひたすら受け身な主人公という意味では究極なんじゃないかと思いましたよ。
サービス面以外でもしっかりと作られているようで、主要な人物たちが次々と登場してくる前半のテンポの良さと、後半の正体がバレてお互いに困惑する回想での間の取り方といった緩急を付けた演出が印象的で、積極的なんだけれども下品さを感じさせないヒロインに川澄綾子、弱気な主人公に能登麻美子という配役が見事にハマっておりました。