コードギアス 反逆のルルーシュR2 第1話「魔神 が 目覚める 日」

前期のラストの一年後からの再開。ルルーシュが普通に学園生活を送っていたりして、話が繋がってないのにはどうなることやらと思いましたが、最後に記憶を消して潜伏していたというか、C.C,をおびき出すために泳がされていたらしいことが明らかになるということで、前期の引きからの出来事はおいおい明らかになっていくことになりそうですよ。
ルルーシュの語りによる完成された世界の閉塞感や、チェスの対戦相手やカレンによって力を持つものが力のないものを支配する弱肉強食の価値観が示され、そして記憶の戻ったルルーシュが士官に疑問をぶつけるという形で、彼がそれに抗うことを改めて提示すあたりは、二期目でも核となる部分にブレがないことを再確認させるものでした。
密度の高いスピーディな展開もあいかわらずで、半年以上のブランクを感じさせることなく物語に引き込む力のある作りとなっていて、一度は挫折したルルーシュと騎士団が、いかにして巻き返しをはかるのかと期待を持たせるものとなっておりました。